三清ゴム工業の奮闘ブログ

ラテックススポンジのCR被膜付きを紹介します

latex_sponge_20x25

さて、今回は弊社で製造している(当たり前ですが)
「ラテックススポンジ+CR被膜付き」という製品を紹介します。こちらも相当マニアックな製品となっております。
弊社の生産量から分析してみてもなかなかの人気製品でもあります。

ラテックススポンジ+CR被膜付き
ラテックススポンジ+CR被膜付き

これはラテックススポンジをCRゴム(0.8t程度)で被覆した製品です。
ちょっとどころかかなりマニアックですね。

ラテックスは独特の柔軟性(硬度10°以下)弾性(反発)を併せ持つ唯一無二の存在でありますが、表面脆性が低くパッキンなどとして使用した場合に耐久性が問題になることが多々ありました。

しかし、今でもこの独特の感触と同等、もしくは超えることのできる材料は出てきていません。
ラテックスライクなんて製品もありますが所詮ライクなんで本家には勝てません、勝てるはずがありません。

それほどラテックススポンジは人(機械)を夢中にさせる?ことができる材料なのだと…

そのラテックススポンジの唯一の弱点でもある表面の脆さを補うことができたならもっとその用途は広がり、そして認められると信じて大先輩が開発した製品がラテックススポンジの表面をCRでコーティングした製品です、写真の製品です。

コーティングすることにより表面に対する物性はCRゴムと同等と認められつつ、中身はラテックススポンジなのでラテックス本来の柔軟性は最小限の犠牲で済ますことができたという逸品です。

latex_sponge_cr

コーティングなしと比較すると耐久性は何倍にもなりますし、交換の手間(人件費)やコスト(価格)、製造難易度のことを考えると、とてもレベルの高い製品でもあります。

よく間違えられることがあります。
ただCRコーティングされたラテックススポンジと弊社独自で開発し製造しているものは同じCRですがものが違います、もちろん性能も価格も違います。
コーティングのものはディッピングでCRゴムを表面に含侵させて作られているものです。後述。

弊社のCRコーティングの成型方法はかなり手の込んだものです、具体的な製法は書くことができませんが1本1本手作りされており、職人の魂が宿った逸品なのです。

こちらの製品は1本の長さが約1100Lくらいになります、出来高になるので製品の長さは少々変わります。
そして成型後、弊社で枠に加工した物を納品させていただいております。

そして何より【鉄道車両用材料燃焼性試験(通称:車材燃試)】合格品→難燃性でもありますので何より安心です。

latex_sponge_cr_rubber

気になる方はぜひお問い合わせください。

ちなみにラテスポCR皮膜(通常版)規格品もあります。
こちらはラテスポを液体のCRゴムにドブ漬け(ディップ)して作られるものですね、コーティングは薄いですが独特の柔らかさは癖になりますね。

ちなみにたくさん種類があります、テープ付もあります。
もちろん送料かかりますが…お気軽にお問い合わせください。

  1. 5 X 5
  2. 5 X 10
  3. 5 X 15
  4. 5 X 20
  5. 5 X 25
  6. 5 X 30
  7. 5 X 35
  8. 5 X 40
  9. 5 X 50
  10. 7 X 15
  11. 8 X 10
  12. 8 X 20
  13. 10 X 10
  14. 10 X 12
  15. 10 X 15
  16. 10 X 20
  17. 10 X 25
  18. 10 X 30
  19. 10 X 35
  20. 10 X 40
  21. 10 X 50
  22. 12 X 12
  23. 12 X 20
  24. 13 X 15
  25. 13 X 35
  26. 15 X 15
  27. 15 X 20
  28. 15 X 25
  29. 15 X 30
  30. 15 X 40
  31. 15 X 50
  32. 20 X 20
  33. 20 X 25
  34. 20 X 30
  35. 20 X 40
  36. 25 X 25
  37. 25 X 30
  38. 25 X 40
  39. 30 X 30
  40. 30 X 40
  41. 30 X 50
  42. 40 X 40
  43. 40 X 60
  44. 50X 50
  45. 100 X 100

突然廃番になったりしますのでその時はごめんなさいです。

サンプルは持っていたり持っていなかったりするのでその時次第なのでお問い合わせください。

大体はこの写真のような感じです。
ふにふにで気持ちいいです。
でも切断面には被膜なくなるからね、リングとか枠に加工すればその心配はなくなるけどもろいものだからぼそぼそとスポンジが崩れてきてしまいますね、それを止める工夫したりとかしてます、まあ後で被膜を付けるだけなんだけどね。

ちなみにCR被覆を付ける前はこんな感じです。

ラテックススポンジはだか100*150

こんな感じになります。
これでポロポロとスポンジが脱落?しちゃうのを防ぐことが出来ます。

ラテスポ端面後付皮膜

最後に比重は?ってたまに聞かれるので答えておきます。
まあまあばらつきがありますが大体0.15-0.18くらいです。

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