シリコンスポンジとは…
広義ではシリコンを原料として架橋剤や発泡剤などの添加剤を混練し、直圧や押出などの成型方法を用い、加熱による発泡剤の熱分解によりガスを発生させることにより、シリコンを多孔性の構造にしたもの。
狭義では独立気泡と連続気泡の2種類に分かれ、さらに発泡方法にも種類があります、これは後述。
ゴムスポンジ専業メーカー三清ゴム工業株式会社!の新製品や開発商品ニュースなど三清ゴムの奮闘を書いてます
気泡と気泡がつながっている状態のもの。
逆に気泡同士がつながっていないものは独立気泡または単独気泡です。
代表的な製品としてはキッチンスポンジがあげられる。
吸水性に優れているのでこれじゃないといかんといった用途もあるのも事実、
ただ生産量は単泡に比べると圧倒的に少ない(ゴムの場合)、一昔前はスポンジといったら連泡といった風潮があったとか、今でも潰しやすさ=柔らかさを求める時は連泡になることが多く、まだまだ求められているんだなと実感することもしばしば。
最近の主な用途としては印刷用のローラーや清掃用の球、フィルター、浸透印に使われています。
連続気泡を生産するのは難しく、安定して製品を生産することは困難を極めます。
有名なのは浸透印でシャチハタやその他の類似品は全て連泡スポンジを使用して作られています、筆ペンやその類似品も同じく連泡製品です。
製造方法の多くは気泡の中に水や溶剤で溶解する物質を入れ込むことにより多数の気泡を作り出し、成型後溶解液を用いて気泡の中の物質を溶解し連泡にするという、単泡とは違ったひと手間かけた方法で作られます。
その他の方法としては物理的に単泡をつぶして無理やり連泡にする方法があります、この方が作り方としては簡単ですが安定感はないですね。
シリコンスポンジとは…
広義ではシリコンを原料として架橋剤や発泡剤などの添加剤を混練し、直圧や押出などの成型方法を用い、加熱による発泡剤の熱分解によりガスを発生させることにより、シリコンを多孔性の構造にしたもの。
狭義では独立気泡と連続気泡の2種類に分かれ、さらに発泡方法にも種類があります、これは後述。
そもそも発泡品は気泡の集合体で形作られるわけなんですが、
単独気泡とはその気泡同士が単独で集合している状態なんです。
隣り合う気泡同士が繋がっていないので、基本的に水などを通しません。
そして程よく振動を吸収しますし、衝撃を吸収するということは音も吸収します、つまり吸音もできます、ついでに熱も通しにくい。
あとは水を通さないのでもちろん水に浮きます、吸水率はほぼ0%ですね。なぜなら弊社のスポンジ成型品は全面皮膜(スキン層)ある(表面つるつる)ため水は吸わない。
水に浮くっていうのが結構ポイントになってきます。
ということは比重も1以下ということでして0.3-0.9くらいまで材質によってはコントロール可能だったりします。