EPDMスポンジの成型品を紹介します

EPDMスポンジの成型品を紹介してみます。

シリコンゴムやスポンジが圧倒的に多いのでEPDMスポンジのシェアはそれほど多くはないですね。CRスポンジと同等くらいです。
黒や白、20°から40°くらいまでのバリエーションがあります。
耐候性重視する製品や軽さを求められる製品に向いていると思います。

EPDMsponge
EPDMsponge

穴の部分、結構複雑なんです、少し見えにくいですがアンダーカットなんですね、ザグリが入っています。

どアンダーでもスポンジなんで無理抜きできます。

難しい形状で無理抜きになっても簡単に!?抜けるのがスポンジのいいところでもあるんです、エアとか使わなくてもするっと脱型できます。

実はこの製品はC硬度的30°程度、EPDMスポンジでは標準的な硬度となっています、
スポンジシートなどは低硬度製品もありますが、金型成型の場合は20°位までです、あまりに柔らかいとコントロールが難しく上手に成型することができません。

表面が白っぽくなるのは、離型剤(タルク)を使用して成型するから、工程上これはどうしても避けられないんです、弊社では長年の研究課題にもなっております。

どうしてもというのであれば黒く仕上げる方法もありますが、ちょっと外観の
手触り感が変わってくるのでそこは相談にて。

結構いろんな形状もできますのでお気軽にお問い合わせくださいね~~~

 

追記:

EPDMとは…

Ethylene-Propylene-Diene Methyleneのことですね。エチレンプロピレンジエン重合体です。巷ではEPとかEPTとかEPDMと呼ばれております、厳密にいうとエチレンプロピレンに何を重合させるかによって名前が変わります。基本的には二重結合していないので耐オゾン性に優れるといわれております。確かに対候性などを気にすると(言われると)EPDMをおすすめしますね。あとは押出品では硫黄化合物を使わない加硫方法が使われています、無硫黄加硫とかパーオキサイドといわれるものです。このあたりはまた別の機会に。

硫黄を使用しない架橋方法についてはコチラ

 

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