シリコンスポンジとは…
広義ではシリコンを原料として架橋剤や発泡剤などの添加剤を混練し、直圧や押出などの成型方法を用い、加熱による発泡剤の熱分解によりガスを発生させることにより、シリコンを多孔性の構造にしたもの。
狭義では独立気泡と連続気泡の2種類に分かれ、さらに発泡方法にも種類があります、これは後述。
ゴムスポンジ専業メーカー三清ゴム工業株式会社!の新製品や開発商品ニュースなど三清ゴムの奮闘を書いてます
気泡がそれぞれ独立しており、隣同士の気泡がつながっていない状態のもの。
水や音を通しません。
単独気泡ともいわれる。
逆に気泡がつながっており、連続しているものは連続気泡です。
シリコンスポンジとは…
広義ではシリコンを原料として架橋剤や発泡剤などの添加剤を混練し、直圧や押出などの成型方法を用い、加熱による発泡剤の熱分解によりガスを発生させることにより、シリコンを多孔性の構造にしたもの。
狭義では独立気泡と連続気泡の2種類に分かれ、さらに発泡方法にも種類があります、これは後述。
その人気のカラクリは…シリコン自体のイメージアップが大きいのではないかと。
つい最近も情報番組で100円ショップをピックアップしてましたが、注目のアイテムの3割がシリコン製品でした。
ひと昔前に比べれば市民権を得ているシリコンですが、ここではちょっとそのメリットデメリットを考えてみます。 “シリコンスポンジ(発泡シリコンゴム)のメリットとデメリットについて” の続きを読む
こんにちわ。
三清ゴム工業株式会社です。
兵庫県神戸市長田区長楽町に工場はあります。
周りは長田だけあってケミカルシューズ関係の工場や内職屋さんがいっぱいあります、ごちゃごちゃした感じで所謂工場地帯です、とは言っても工場ばかりではなくもちろん住宅や学校、病院なんかもちゃんとあります。
簡単にいうと町工場がたくさんある地域です。大阪でいうと東大阪がイメージに近いかな。
最寄駅はJR鷹取駅、駅からは南に7~8分といったところでしょうか。
意外と駅チカで便利。
車の場合は西からでも東からでも阪神高速3号神戸線の湊川で降りて5~6分くらい、しかも国道2号線から近いので車での便利も良いんです。
ちょっと話がそれましたが、、スプーンホルダーのお話しです。
“スプーンホルダー改良しました” の続きを読む
そもそも発泡品は気泡の集合体で形作られるわけなんですが、
単独気泡とはその気泡同士が単独で集合している状態なんです。
隣り合う気泡同士が繋がっていないので、基本的に水などを通しません。
そして程よく振動を吸収しますし、衝撃を吸収するということは音も吸収します、つまり吸音もできます、ついでに熱も通しにくい。
あとは水を通さないのでもちろん水に浮きます、吸水率はほぼ0%ですね。なぜなら弊社のスポンジ成型品は全面皮膜(スキン層)ある(表面つるつる)ため水は吸わない。
水に浮くっていうのが結構ポイントになってきます。
ということは比重も1以下ということでして0.3-0.9くらいまで材質によってはコントロール可能だったりします。
開発といってもあいにく専門の部署はないので経験のあるスタッフに任せたり、あるいはいろいろなスタッフと一緒に相談して進めていくことが多いのですが、日々の製造と同時進行しているので「ちょっと見てもらっていいですか!?」なんて声かけられて途中で手を止めるなんてことは日常茶飯事なんですね。
そんなこんなな開発現場ですが、基本的にはPDCAサイクルをいかに速く回すかにかかっているかとは思います。これはいうのは簡単ですが実際にやってみるとなると別次元ですね。特に得意のウェブ関係であれば結果がついてくるのが速くて助かる場面も多く、必然とサイクル回すのも早くなるんですが…ちょっと前置きが長くなりましたが。。