シリコーンスポンジ(押出品)の接着エンドレス加工について

最近、シリコンスポンジの接着の問合せが多くなってきました。
押出で作ったシリコンスポンジをRTVで接着し、リング形状や枠形状にします。
後接着なので任意の大きさの加工品ができます。
接着剤としてRTVを使用するので強度もあって安心です。
同素材での接着なので物性も変わることなく違和感ないです、照明関係のパッキンやダクトのパッキンなどに多く使われています。

だいたいこんな感じです。
線径によって難易度が変わります。
細すぎても接着面積が少なくて難しいし、太すぎてもきれいに接着することが難しいのです、大きいとカットしたところが膨らむ?ことが多くて線径が変わります。細かいことをいうと切る箇所やロット、保管状況などによって左右されます。
なのでカットしたところを計測するよりもちょっと内側?を計測したほうが正確な計測が出来ます、豆知識ですね。

ちなみにシリコーンスポンジの押出製品の比重は約0.3-0.4です。
ウレタンなどと比べると少し重たく感じますがゴムの中では軽量です。
ちなみに単独気泡つまい単泡です、独立気泡、独泡とも言います、押出で単独気泡ではない連泡製品を作ることはできないです、金型成型のみです。
ちょっとそれましたが、ゴムにはない軽快な感じで仕上がります。
スポンジ硬度は15°くらいから製作可能ですが一般的な硬度は20-25°です、硬さの基準はCまたはE硬度です。
色は白が基本で標準在庫品ですが、黒、弁柄等もあります。
特注にはなりますが色指定も可能です、それなりのロットが必要になります、色によってはお断りする場合もあります。

シリコーンスポンジ接着品は軽いし、フィット性もよいし、LED照明ならシリコン系でも大丈夫のようですね。なぜなら性能の良いうえに耐久性も抜群に良いからです、10年くらい(照明器具の耐久寿命)と一緒くらい余裕もちますから。

RTV接着のみです。
ゴムと違って加硫接着や溶着、共生地接着などは出来ないです。

生産能力的には10,000本/月くらいです。
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