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ホームページをリニューアルして早1か月とちょっと経ちました。
評判は上々??
気を使っていただいているのかもしれませんが、嬉しいですね。
こういう時は素直に喜びます。
このたびはちょくちょく出ている製品の紹介です。
毎度のごとくかなりマニアックな製品ではありますが…
「CR押出ゴム+NRスポンジ」
という製品も製造しています。
同時成型できれば全く問題ない製品なのですがゴムとスポンジの同時成型は困難を極めます、出来ないわけではないんです。一部製造していますので。
この製品は同時ではなく、先に押出成形で作られた製品に後からスポンジ素材を入れて発泡させることにより押出製品だけでは実現できない弾性を手に入れることができます。
どういうことかというと…
上図のCR押出ゴム製品の中にスポンジ素材を入れて発泡させると→→→
上図のように帽子型の隙間がみっちり埋まりましたね。
これで弾性が上がります。
もともとは押出製品単体で使用されていたものなのですが、現場からの声を反映して改良していったことにより、隙間にスポンジを詰めるという斜め上の発想を持って完成したという逸品ですね。
その当時の現場の声(おそらく船舶関係だと思われます)
「ゴム単体では押さえつけた際に潰れすぎる・・・」
「スポンジだけでは耐久性に問題がある」
「押さえた後に戻りが悪い」
「クッション性が欲しい」
船舶関係だとエンジンルーム周りのパッキンなんかは防水が必須ですからね、簡単に想像できると思います。もし遠洋でエンジンルームに水が入ってしまってエンジンが止まって動かなくなったら??そんなことにならないようにパッキンには細心の注意を払っていいものを使わないと。
だから堅牢性と耐久性を求められるんですね。
おそらくですが押出製品だけでもパッキンとしてもの性能は問題ないと思います、ただ何回か使用しているうちにだんだんと戻りが悪くなってきて場所によっては隙間が空いてそこから漏れてくるんでしょうね。家庭用のドアのパッキンなんかも何度も何度も開け閉めしているうちに密閉性が失われたりしませんか??同じことだと思います。
あとは冷凍庫のドアに使われることが多いです。
中空のままだと中身まで凍ってしまってパッキンの役割をしなくなってしまうので中空部分に詰め物をしてやろうといった考えでもって製品が誕生したのでは?と思っています、中身はなんでもいいと思いがちですが、ここで天然ゴムスポンジの連泡を選択しているところが奥深いですね。
天然ゴムは低温耐性がありかなりの氷点下でも耐性があるので、この用途にはもってこいかな。
ガワ=CRゴムのパターンとEPDMゴムのパターンがあります、耐候性を重視するのであればEPDM使うでしょうね。
三清ゴム工業では数多くのパッキンを作っておりますので経験と知識があります。前述したつぶれすぎるや戻りの問題など相談していただければと思います。
そもそも設計時点でつぶししろの計算が間違っているんじゃないかとも思ったりしますが、あくまで机上の計算で設計して図面を引いて、見積してから作られることが多いので、設計屋さんのせいにしてはいけません!! でも、いざ生産してみて現場でこんなはずじゃなかったなんてよくあります、設計屋さんごめんなさい。
そんな悩みを解消します。
是非、お問い合わせくださいね!!
ここまで複雑なものは要らないって方は…
弊社で在庫しているCRスポンジの押出品もあります。
ラインナップはコチラ。
3×10
3×15
3×20
3×30
5×10
5×15
5×20
5×25
5×30
10×15
10×20
5φ
切り売りも出来ますし丸紐以外はテープ貼りもしますので、
お問い合わせはお気軽に。
ゴムスポンジ発泡成型の三清ゴム!
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