シリコンスポンジ(ゴムスポンジ)の硬度についての考察(C硬度またはE硬度)

硬度チャート

スポンジになくてはならない基準【硬度】について…

ちょっとその前に…
数多くのシリコンスポンジを世の中に出してきたのですが、まだまだ浸透していない、もっと広く知ってもらわなければと日々思っております。
最近もまだまだだなと思うことも多々あるので啓蒙活動?は必要ですね?日々感じております、はい。

でもここ数年で【シリコン】の知名度は上がったと感じています、皆さんもそうではないでしょうか? 最近一気に身近になった感があります。
その原因として考えられるのはキッチンツールであったりスマホのカバーなどではないでしょうか。これらの爆発的なヒットにより今まで医療用と勘違いされていたり、一部のマニアな人々が使うものだというイメージが払しょくされたといっても過言ではないと思います。
あとは安価に販売されているものが増えて手に取ることが多くなったってことです、いわゆる100円均一のお店(ダイソーやセリアなど)でも目にしますしね。

そして本題はそのシリコンシリコンスポンジ硬度について。

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お休みのお知らせです

gw2017

いよいよゴールデンウィークです。

弊社の休み予定のご報告です。

変則的な休みではなく俗にいうカレンダー通りの休みとなっております。

お待たせしているお客様もいる中で休みをいただくのは心苦しいのですが世の中の流れには逆らえず、たっぷり休んで一回り大きくなって(人間的にです、あくまで)連休明けを迎えたいと思います。

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シリコンゴムの2次加硫とは?いる?いらない?

二次加硫

シリコーンゴム製品には二次加硫という工程があります。

この2次加硫、弊社ではおもにシリコーンゴム製品に施します。
その工程とは…1次加硫済みのシリコーンゴム製品を、熱風循環式恒温器(温度を一定に保つ機能を持つ装置)に入れ、160~220℃の温度で4~6時間の熱処理することを「2次加硫(ポストキュア)」と呼び、処理時間は製品の厚みや耐熱温度により決定します。

この2次加硫の目的ですが…大きくふたつあります。
①シリコンゴム成分内に残留してしまう低分子量シロキサンを高温で長時間加熱処理することにより、揮発させてゴム成分の中から除去すること。
②熱を加えることにより物性の安定させること。
これは熱履歴とも言ったりします。

フッ素への二次加硫というか仕上げについては後述。

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シリコーンスポンジ(押出品)の接着エンドレス加工について

シリコンスポンジリング加工品

最近、シリコンスポンジの接着の問合せが多くなってきました。
押出で作ったシリコンスポンジをRTVで接着し、リング形状や枠形状にします。
後接着なので任意の大きさの加工品ができます。
接着剤としてRTVを使用するので強度もあって安心です。
同素材での接着なので物性も変わることなく違和感ないです、照明関係のパッキンやダクトのパッキンなどに多く使われています。

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シリコンゴムの3Dプリンター?!アジリスタが凄そうというかすごかった件について

agilista

巷で話題の3Dプリンター。

樹脂の素材がメインと思ってたんですが、あるんですね。
シリコンゴムで作れるんですって!!これ、「アジリスタ」っていうらしいです。

あのキーエンスさんの3Dプリンタ。

弾力性もそのまま再現!!

まじすか??って感じ。

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